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原石と磨き石

 

アポフィライト

原石と磨き石 クリスタル・ヒーリング・メッセージ

 

石と仲良くなると、
あるいは、石と付き合いたいなと思う方にとって、

原石と磨き石

一体どちらが「良い」かしら?

こんな質問が心に浮かぶとき、あるかもしれません。。。

「良い」というのは、何に対して良いのか、分かりませんが、

わたし達のマインドとか、頭での捉え方において、
いつも、その価値を、他のものとの比較で知ろう、測ろうとする
そんな姿勢がありますよね。

今回はそんなちょっと心に浮かぶかもしれないことについて、
趣向をちょっと変えて、書いてみますね。

☆☆☆

わたしの心にも、時々その問いが浮かぶときがありました。

そしてわたしのその都度のこたえは、

どっちも好き♪

とっても単純ですよね。(笑)

原石のその佇まいが素敵なものもあれば、
磨き石になって、ちょっとお澄ましの風情になった方が
輝く子もいる☆

わたし達人間でも、カジュアルな自然な風情が魅力的な人と、

ちゃんとメークをして、決めた感じがより素敵な人、どちらもいます。

お花でも、野に咲く、何気ない可憐さで魅せてくれるお花もあれば、
蘭とか薔薇とか、手がかかり、それなりの手間と献身を要するもの、
野の花とは違う表情の、温室に咲く花達などもあります。

石も自然の力を、その特定の分子構造、色と形、成分などで規定して、
それぞれ独特のパワーと表情をもたらしてくれていて、

わたしはやはり、

どちらが良くて、あるいは上で、
あるいはこれはだめで、これは価値が低い、

そんな風には決めつけられないな~と思います。

クリアクォーツのポイントなどは、やはり自然のものが
コットンのシャツとかシルクのシャツみたいに、
シンプルな、そのままが一番素敵かなと思いますが、

色石などでは、きちんと磨かれることによって
その光がより煌いて、本来の美しさを内から最大限に発揮させてもらい、
喜びを放射して輝く石もたくさんあります☆

原石でも、磨き石でも、

石そのものが伝えるヒーリング力と共に、

わたし達の目に美しく訴えるものを見ることからの
大きな意味での癒しもありますね。

美しいものは、石だけに限らず、
わたし達のハートを喜びで満たし、波動をあげてくれますから☆

そして、先日のわたしの体験があり、
それを再確認させてもらったようでした。

いつもお世話になっているディーラーさんを訪ねて
イーダーオーバーシュタインに行った際に、

「磨きのマイスターのお仕事を見せてください」と事前にお願いし、
OK下さった方とのアレンジをしてもらいました。

過去にては、磨きの職場は、外部者は入ることが出来ないというか、
磨きの様子など、門外不出というのか、

ある意味、秘伝じゃないですが^^、
そのところどころでの、オリジナルな技の伝え方というのが、
きっとあったのでしょう。

3代目という、30代の大らかな恰幅の良いマイスターさんが
そんな風に言いながら、

「でもね、今はこんな風に見てもらって構わなくなってきたんですよ」と
気さくに、ディーラーさんとの長年の信頼関係もあって、

一つの石がきれいに磨かれるまでの工程を
説明もして下さりながら、じっくり見せてくださいました。

そして最初、「あれ、これってフローライトかしら?」と思った、

ヴァイオレット色のフローライトに見えた、
ちょっと摩りガラスみたいな感じの石でしたが、

さまざまな微妙に違う磨きのバンドで磨かれ、
最終的にはダイヤモンドが付いた、とても繊細な磨きを掛けられ、

光が奥にぼんやりあるかな。。。

そんな印象だった、平凡な見かけのなんて言うことのない石が。。。

ピッカピカに、その輝きと色をフルに開示してくれた瞬間♪
トパーズの輝きを、最大限に見せてくれた瞬間。。。

思わず「ワァ!!」と感嘆の声がでてしまいました。

石が人間の手によって磨かれること、
採れたままの表情ではないですが、

女性もちょっとだけおめかしすると^^、
輝いたり、まわりも良い感じね♪と感じたり、

適度なしつらえは、好感を増しますね。

お化粧と石。

そんな風に比べるのもなんですが。。。

わたし達はシンプルにきれい♪と思うものに惹かれ、
大切にしますよね☆

原石で最大限に生きる石もあれば、
マイスターの伝統の技で磨かれ、内なる光を導き出してもらうことで、
最大限の美を見せてくれる子もいる。

ですので、わたしはやはり、どちらも大好きです♪

また、原石と言っても、他の付着物を取り除くために
薬品で適度に処理されたりは、とっても多いことですしね。

と言うことで、

磨きのマイスターさんのお仕事振りを拝見出来たことで、

石の美しさを引き出すという意味での、石を可愛がってあげるプロセスと
広い意味で言えること、
それは石との共創造でもあるな~と思ったんですね。

極端な処理、熱処理とか放射線処理などはちょっと。。。と思いますが、

頭でのフィルターになるべくかけずに、

素直にこだわりなく石と対すること☆

これはなによりとても大切なことではないでしょうか。^^

わたし達も誰かを好きになるときに、

条件を超えて、好きなものは好き、
嫌いなものは嫌い。

そんなものですね。(笑)

なにと共鳴するかで、自らを知ることもできますしね。