関係性と自分の世界の両立 どちらも大切にする
わたし達は皆が悠久の魂の歴史を持ち、この世での経験もちがい、
性格、考え方も違います。
だからこそ、そのちがいに魅力を感じ、特に異性同士は
強く引き付けあうのかもしれません。
けれどよく言われるように、恋愛のスタート時にはそのちがいが好ましく見えても、
実際一緒の生活になったり、関係が深まってゆくと、
当初には思っていなかった不満などが、出る場合があります。
また男性と女性とでは感覚がやはり違うために、自分の世界をそのまま
相手に投げかけ期待しても、それは時に空回りとなります。
ちがいを認識して、それをいかに受けいれてゆくか
お互いの独自性をどう受け入れて協調してゆくか
この辺の折り合いはパートナーシップにて、とても大切です。
男性は一般的に、感情的に辛い時期は相手と距離をとりたがる、
自分のスペースに居たがると聞きます。
反対に女性は、そういう時にこそそばにいて、親身にいろいろ世話をして欲しいと
思うものです。
日常の相手が望むこと、緊急時に相手が望むことをある程度理解して、
自分の世話は基本、自分でケアできるようにし、
どうしても!という時に、相手が耳を傾けやすい方法でお願いする
そんな適度なスタンスは、特にパートナー同士になってから
さらに大切になると思います。
わたし達は誰もが独自の道があり、独自の人生の目的がある
パートナーシップはとても大切で尊いものだけれど、
それをしっかり成り立たせる為にも、自分の世界をしっかり築いてゆくことが
パラドックスのようですが、Duo としての二人に必要なことです。
そしていつも相手と自分のちがいをおもしろがれるようなゆとりが持てる
そんな感性と強さを、培っていきたいものだと思います。