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女性の生き方 in ドイツ 10

女性

 

今回は、夫の美容師さんをご紹介します。

実は彼女は、私の美容師さんでもあったのですが、
今は私は、より気軽にゆける、
予約なしでOKの、男性の美容師さんのお店に通っています。

けれど、夫は彼女のところに引き続き通っているという、
かれこれ、最初に私が髪の毛を切ってもらってから、
約10年以上のお付き合いとなる女性です。

その当時は、かつらを作るお店、実家で働いていらして、
実はそのお店は、雰囲気が古風であまりぱっとしない感じで、
けれど一度試しに行ってみたら、彼女のカットの腕前はとても素晴らしくて、
いいお店が見つかったと、うれしかったです。

やはり日本人の髪質はドイツ人とは違いますので、
いい美容院選びが課題でしたので。

そして彼女はしばらくしてから、自分のお店を持ち、
愛犬のワンちゃんが寝そべる自分の店で、
その腕をお客さんのために振るっています。
(今は愛犬が二匹に増えたそうです。笑 しかもゴールデン・リトリバーや
大型犬だそうです。)

夫は定期的に通っているわけですが、彼女のカットはいつも素晴らしくて、
そのカット、どうかしら~??・・・と思うことはまったくなく、
いつもいい感じに仕上げてくれるのは、確かなカット技術のお陰と思っています。

こちらドイツでは、美容師さんなども「マイスター」という
さらなる教育を受けた人がいて、
より専門の知識や腕を磨いた人達であり、
見習いを教育することが出来る人達でもあります。
熟練者と言ってもいいですね。

彼女はそのマイスターでもあり、
また、カラーをする仕事が入るだろうのに、
いつも素敵なおしゃれで、時には白を着ることもあったりして、
すっきりと目にも心地よい彼女の佇まいは、
自分の適した場にいる人の、静かな自信が漂っています。

彼女にとっては美容師さんはまさに適職、天職で、
腕もいいですし、人とお話するのも、多分お好きだろうと思います。

オーナーであるが故の、ペットも同伴にてお店に来て、
自分のできることで喜んでもらう、

素敵な循環が達成出来ていて、素晴らしいなと思います。

彼女は以前、かつらを作るお店で働いていた時はロングヘアでしたが、
今はショートヘアになって、
オーナーという現在の彼女を表現する、より合った素敵なヘアスタイルです。

一度彼女に「もうロングにはしないんですか?」と聞いたら、
「もうしたいと思わないわ。」というお返事でした。

それは彼女の、より自分に適したボジションを得ての現在に
フィットしたスタイルなのかななんて、思ったりもしました。

私たちは外見にも、自分は何者なのか?ということが自然にでますよね。
それは髪型だけではなく、洋服、持ち物、振舞い、話し方など
いろんなところで表現されます。

その髪の毛を通した表現は、その中でも
その人の心理的な変化も現したりしますね。

すっきりとしたショートヘアで、毎日自分の得意なことで
お客さんを幸せにしている彼女。

シンプルに素敵だなと思います。