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女性の生き方 in ドイツ 9

女性たち

 

今日は映画『アメリカンキルト』ではないですが、
習い事のサークルで出会った、女性たちをご紹介します。

私の趣味のひとつは、今はゆるっと独習で学んでいるカリグラフィーなのですが、
ずっと先生、習えるところを探していて、
見つけられなかったのが、隣の町で開催しているコースを見つけ、
以前半年ほど、夕方週一で通っていました。

そこでのスタイルが、よりアート的なもので、
私自身は、よりカリグラフィー自体をじっくり学びたかったため、
現在は続けてはいないのですが、

その女性達が集り、何年も続けて通うドイツの女性達の
ある意味、井戸端会議に参加させてもらうようでもありました。

私のドイツ語は、皆さんが話していることがすんなりと
全部わかるレベルにはかなり遠いのですが、
それでも、彼女達はさりげない気遣いをしてくれ、
仲間にすぐ入れてくれました。

そしてそんな中での話題のひとつは、
「女性が様々を両立することの大変さ」でした。

やはり場は変わっても、女性として
色々な役割があることは同じで、

先生のNさんも常々、
「ほんと、大変よね~。。。」と話すのでした。

そしてある方は親の介護をしていて大変だということや、
仕事のこと、
あるいは改築作業をしている女性が、
2年ほど掛けて、自分達でほぼ完了させたことだとか。

そんな生活に密着した話題がよく出ていました。

悩みを持ちよって慰めたり慰められたり、
そんな時間も魅力なのかなと、私は聞いていて思っていました。

ドイツでは個人として自立している人が多く、価値観も
日本とはちょっと違いますが、
それでも、人が悩むことって同じなんだな。。。と、
手作業をしながら、時々シェアとして話が出ることを、
日本人の私はとても興味深く聞いていました。

そして自分達でDIYで、家を改築してしまったという話など、
まさしくドイツ!という感じで、感嘆してしまいました。

根気強く、自分達の手で・・・

この姿勢って、どこかドイツ人が共通して持つことのように思います。

もちろん、誰もが自分達でやるわけではないし、
プロの方にささっと頼む方もいますが、
作業代などがとても高いドイツでは、
自分達でできることはやってしまうということ、かなり多いようです。

多分ドイツ人は体ももともと頑健なことから、
そういうことが好きで、向いている人が多いのだと思います。

そのメンバーのうちの、40代くらいの女性、
古いおうちを買って、ご主人と時間を掛けて改築したのだそうで、
それは仕事の傍らであり、
そのハードワークの成果が、もうすぐ完成するという話を当時していました。

それを聞いていた、もう少し上の年代の女性も
「ああ~、私たちもしたのよ~。」と過去の良い思い出を語る風で、

私などはやはり日本人であるためか、
あまりDIYという発想がなく、その感覚にはピンと来ませんし、
私がそれをしなければならない状況になったら、
正直、良い思い出とは思えないと思います。(苦笑)

私はシンプルに、すごい!なんて思って聞いていました。

ドイツでは女性は、精神的にタフなだけではなくて、
身体的にもタフなのです!

現在の住まいのお隣さん、奥さんは銀行にお勤めですが、
彼女とご主人、そしてご兄弟やお父さんなど、家族のサポートをもらって、
彼女たちのおうちの改築は、ご自分たちでやったと
雑談のときに教えてもらい、この時もとても驚きました。

私たち自身は、ほぼすべてプロにお願いするしかないわけなのですが、
そんなさまざまな工事を、自分たちの手で、言ってみれば
素人がやってしまうわけですね。

お隣さんは工期が半年かかったそうで、その間、アパートを借りて
仮住まいをしながら、
根本的な下水道のラインや電気関係含め、
大々的に改築を行ったそうです。

いったいどれほどの仕事量ときつさだったのかと、
私などは引越しだけで根をあげていますので、
心底驚いてしまいます。

そして、日本人の持つ精神的な強さと、ドイツ人のそれとは
微妙に個性も、また体力面でも違うのだなと思います。

そんなドイツ暮らしにての両者をすりあわせながら、
私のセルフ・エンパワメントの道も続いてゆきますが、

基本的に、力仕事はきっぱりと「できない!」ということで、
うちでは納得となっています。