自分軸って何？　どんな状態？

自分軸って？

自分軸がある時の状態はしなやかなものです。
柳の木のように、強風にもしなって持ちこたえ、揺らぎを受けながらも、
ふんわりと元に、センターに戻れる状態。

それはこわばった無理をした状態ではありません。
自然界には揺らぎが存在し、適切にぶれることができることで、
ストレスを上手に逃していたり、心身の健康を保っているのと同じです。

社会で課せられる、人工的なこうあらねばというものを取り除いた、
より自然な状態と言えます。
ですから、その状態を獲得するというより、還ってゆく、思い出すということ。

私たちの進化というのは、違う極へと移動しながら、絶えずその中心が変わりながら、
螺旋状に動いてゆくようなものです。
ですから、たとえ見た目として同じであっても、実はそこに体験としての磁場が
含まれていることで、より深みを増してゆくようなもの。
そして同時に、本質がより際立ってゆくもの。

自然な状態の、自分軸がある状態へと還ってゆくにも、
取り込んだ不要なレイヤーを脱いでゆくプロセスを辿って、より深い
シンプルへと戻ってゆきます。

直感的な在り方を認める、素直なもの。
言葉を替えれば、私たちみなが本来持っている在り方です。