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2020-04-03

好きな仕事とコミットメント

仕事をしていて、それが自分が好きなことであり、やりがいもあり、
人からも喜んでいただけ、しかも自分の成長にもなるとしたら、
それは仕事という枠を超えた『天職』かもしれません。

天職というと、すべてが薔薇色みたいですが、そういう面があることは確かですが、
同時に、それはやはり成長を促すものとしてのある種の苦しさもあります。

どんな中にも、人は現状維持でいることができないというか、
前へ(心理的にであれ)進むように促されるので、チャレンジというのは
常にあるわけです。

自分で処理できなそうなチャレンジが来た時は、選択としては
続けてチャレンジを覆してゆくか、やめてそのチャンレジと向き合わないか。

どちらが良い悪いでもなく、その時の状況、それがどれだけ大切なことかどうか、
人生での位置づけにより、時にはあきらめて手から放すということが
ベストなこともあります。

けれど、やはり自分でも頑張ってゆきたいという時、どう乗り越えて行くか。
それを乗り越えさせるのは何か?と考えた時、やはりそれは情熱だと思います。
特に天職と出会っているのなら、内側からの「この仕事が私を選んだんだ」という
切ろうとしても切れないような、そこにある強い思い。
それがいろんな工夫をさせたり、辛い一歩でも進ませるのではと思います。

この記事に、写真としてもってきたものが、フランスの田舎のもので、
実は2013年頃に旅をして、小さな村で撮ったものです。
写真を見返していて見つけて、その際に入った小さなかわいらしい雑貨屋さん、
そのお店の佇まいと、オーナーマダムの雰囲気などまた思い出し、
ぜひこの記事に書きたいと思いました。(お店は村のレストランのもの)

そのお店はインテリア、食器、ちょっとだけの食料品と、オーナーのセレクトで集まった、
フランスらしい小物を扱うお店でした。
古い石畳が印象的な小さな村にあるおしゃれなお店で、実はお昼の12時になると
閉まってしまい、2時間位昼休みのあるお店です。

私たちは知らず、その10分ほど前に入り、いろいろ眺めて楽しんでいました。
セレクトが素敵で、大好きな食器、ジアンのお皿を見つけたのもそのお店です。

ジアンを知らずに、「あったかみがあって、それに絵柄もくどくなくて素敵♪」と
まとめて求めようとしたら、夫は「え?それ、そんなに良い??」と。
でもマダムと私は「これ、良いですよね~!」「私も!」と同感でした。

 

(ジアンのお皿にいちごケーキ)

他にもランベンダー風味が入ったジャムなどもあり、絶品でした。
そんな風に、派手なわけではないけれど、確かな品ぞろえと居心地のよさ。
60~70才くらいのマダムも、落ち着いた品のあるやさしさで素敵でした。

すべて共鳴しているという居心地感は、まさしく彼女が毎日作り上げている
彼女ワールドの賜物。
彼女にとって、お店をやってゆくことは、お金のためだけではなく、
きっとライフスタイルと同様のもの、ぴったり一つになったものなんだろうなと
肌で感じて、そのお店とご縁をいただいたこと自体がうれしかったです。

天職と考えると、その素敵なマダムが浮かびます。
日々お店をオープンして経営するということは、きっと客として見ることのできない
大変な点や厳しい点もあるのでしょうが、好きだからこそ、毎日開けられる。
自分らしい商品選びにも力が入る。そして気にいってもらえる。
その良い循環なのだろうと思います。

辛いことも、きついことも、その循環があるからこそ、楽しさの中の
受け入れなければならないものであるのだろうなと。

私も、現在させていただいているお仕事は、天職だと思っています。
特にエネルギーワーク。
自分で求めたわけでもなかったのに、「はい!」とプレゼントされた感じで、
そこから歩き続けてきました。

私にとってのチャレンジ

厳しいなと感じたのは、私の場合、IT、コンピューターを使ってのスキルのこと。
日進月歩での様々なツール使いこなし。

そもそも、ウェブなどもワードプレスも知らず、知識もほぼなしで、
無謀にもテンプレートを買ってしまいスタートしたのだから、とにかく
完成しなくちゃと、海外住まいですぐ聞ける人もいない中、まったくの異邦人という思いの
畑違いのことをマスターしなくてはならないことなど、チャレンジとして揚がります。

もちろん、プロに頼むということもできますが、そもそも、作りながらいろんなことが
出来てゆくというのが常で、自分で試行錯誤するのは、避けては通れない道だと思います。

また、私にとっては昨今とても必要になっている、マーケティングという考え方も
とてもハードルの高いものでした。
そもそも、なぜそれが必要なのか?というところから全然わかっていません。
ましてや、その運用の仕方などわかっているわけがありません。(苦笑)

 

その、大きな二つの壁を超えるのは、とってもきつかったです。
いまも超えたわけではないのですが、ただ変わって来たのは、
苦痛ではなくなり、楽しみになってきたことです。

0から0.5まで、やっとやっとで大変だったのが、4から5へは
もっとスムースに進めるようになる、そういう軽さがようやく
入って来てくれたのを感じています。

ITオンチの私にはとても厳しかったですが、以前できなかったことが
今はサクサクできる時、自分なりの小さな成長を感じたりします。
二つの大きな壁を前に、「どうしよう~・・・」と思っていた時、
やめないでよかったなと思います。
「できるわけ、ない!」と思わないで良かったです。

「少しずつでもやっていたら、きっと大丈夫」と思えて良かったです。
だって・・・私にとって、お届けするものは私の天職としての
ギフトであり、届けて受け取っていただく、その循環の起点だからです。

あなたも、こんなコンピューター関係でも、仕事でもなく、
でも何か大きく見える壁にぶつかり、惑い悩むこともあると思います。
そして自信がなくなることも。。。

けれど・・・少しずつでも進めば、大丈夫なんです。
そこにコミットする気持ちがあれば、進めるようになっています。

ただ、プロセスの一つ一つを嫌がらないでこなしてゆくことは、
なんでもそうですが必要です。

お仕事で輝くという時に、私にとってのモデルは、フランスの石畳の素敵なお店の
あのマダムも、そのお一人です。

私もしなやかに、そして強さが必要な時はそれを発動して、自分の世界を創れるだけの
そんなエネルギーを、いつも内側から湧き立たせたいものと思います。

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