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2024-03-11

バランスのアート

人の振り見て我が振り直せ

って言うけれど。。。

そもそも単に比較して、悪いところを修正するという話では
ありません。

人の個性、良い悪いというものではないですから。

けれど確かに私たちって、何か指標なり、目安となるものがないと、
自分のことも、自分の在り方も客観視できないもの。

自分のことってほんとにわかっている?

しかも怖いことに、死角が存在していて、
自分のことだから身近過ぎて見えないこともあります。

しかもそれは多分に大切な領域、例えば、
自分自身の個性、在り方、大切な他者との関係などにおいてです。

チャクラは指標になる

私はそんな時には、チャクラの状態、バランスを観るのが役に立つと思います。

チャクラって、単なる言葉上の概念的なことではなくて、
その状態が感情のさま、人との関係での傾向性、何が強くて弱いのか、
あるいはそのバランスなど、見て取ることができますので、

人生を送る上でもいい指標になってくれるものです。

リアリティ番組で自分を知る大切さを再確認

最近随分とインテンシブなワークショップ参加が続き、
学びを消化するにも大きなエネルギーが必要でした。
自分を棚卸しして不要な思い込み、ブロックを手放したりしました。

そんな時はエネルギーも時間も必要です。

そしてその濃い空気から出るために、違うものでの気晴らしも入れるのも、
役に立ちますし、心のスペースにも必要な空きが生まれます。

ということで、はまってしまっていたのがリアリティ番組。(苦笑)
回を重ねるごとに浮かび上がってくる、登場人物像に興味が掻き立てられました。

人はみな、愛されたいと思うが故に悩む

登場する人の誰もがもがきながら、自分との関係や他者との関係で悩み、
愛されたい願いを持ち、日々感情のドラマを生みながら暮らしています。

個性が自然に見えて来る番組を通して思ったのは、まず自分を知ることの大切さ。

そして、個性や在り方って、他者からの方がよく見えるということ。
それ故に、私たちは素の自分を映してくれる、
親密さを共有できる人を必要とするのかもしれません。

人とのやりとりの傾向とチャクラの状態

個性をつくるのは、もともとの性格プラス、周囲とのやりとり、経験なども。

特に親密なやりとりでの 思いやり、許容、包容力、信頼、オープンさ、謙虚さ、
自分も相手も同じように尊重できること、ユーモア、明るさ・・・などの美徳、
これは幼少期に関わる人とのやりとりも濃く反映します。

各チャクラのバランスと関係性でのチャレンジ

これをチャクラ的に観ると、一つは、

第1チャクラの「帰属感」が持てない場合の根っこの無い 心の不安定さ。
それが自分も他者も「信頼」することを難しくします。
そして相手に過大な期待をしては、それが叶わないと責め合うドラマを作り、
自分も他者も傷つけてしまいます。

安心できる巣を探し続けているのに、自分から壊してしまうようなやりとり、
コミュニケーションをしてしまうことなどです。

内なる子供はただただ安心して甘えたい、その気持ちで相手に求めているのですが、
適切なところで十分と思えない、満たされない穴があるような感じです。

番組でもそのような心の痛みで苦しむ姿が見られました。
強がっていても、心の小さな子供が泣き叫んで助けて欲しいと
悲鳴をあげているようです。

そんな時、ではどんなことが本当には役に立つのか?ということでは、
相手に寄りかかり、そこから愛を得ようとするより、
自分の根っこを強くする活動をせっせとすることです。

大地とつながるなり、ガーデニングをするなり、陶芸など土と触れ合ったり、
合いそうな集団に入ってみたり、太鼓、ドラムを叩いてみたり。
故郷の自然に触れるなどは一番良いと思います。

関係性も自分との付き合いを上手にすることが鍵

そしてここでも、自分のことを自分で満たせる女性が愛されるという、
そのシンプルなところにかえります。

親密な関係性と言っても、究極は自分との付き合いを、
それぞれ反映すると考えると、
自分との付き合いをうまくすることが、答えになります。

エゴを抜けてwin win の関係性になるには?

また、別のよく観るパターンは、

第3チャクラが強くなりすぎて、仕事・キャリアではその強さ、意志の力、
自己主張などを通して自分の夢をつかめるけれど、
親密な関係では、相手を信じることが難しいし、相手に委ねるということも難しい。

関係性はダンスを踊るようなものとしたら、
一人ではダンスを踊れないのに、相手の呼吸も動きにも配慮できないという感じ。

その第3チャクラが発達した過程にはもしかしたら痛み、悲しさもあったのかもしれないけれど、
それを覆い隠し、マウントを取れる自分になるためにエネルギーを注いでいたら、
相手を思いやったり愛するということを忘れてしまったようなもの。

そんな時に、ちょっと第3チャクラのエゴの強さが引っ込んで、
気張った自立の状態から、win win の相互依存ができるスペースを持てるようになると、
必要な信頼を一緒に育んで行くことができますし、
それは第4チャクラの充実ということになります。

究極は自分の思い込みやパターンから解放されること

人生の上で、あるいは関係性でなかなか思うように行かなくて、
「自分はこんなに頑張っているのに!」と思う時。

私たちの多くが、自分はちゃんとできているのに相手がダメだからと、
相手のせいにしてしまうことは、よく陥る態度です。
自分を責めるより、相手や状況を責めた方が気が楽ですから。

けれど、そのうまくゆかなくてギクシャクする原因は、
自分の内側にあって、たとえ相手を変えたとしても、同じ問題が
また生まれ悩まされ続けるということ。

自分のことを知る上で、自動でなされている自分のシステムが
どんな風な思い込みで生まれ、支えられ、
客観的にそこにどんな痛みや悲しさ、辛さを持っていたのかを
探ることができた時、人は初めて変化を起こせます。

そのためのツールの一つとなってくれるのが、チャクラを学ぶことだと思います。

悲しみの奥の美しさを掘り出すために

そして、人の悲しみや辛さの奥には、美しい質が眠っていて、
それはまるで大切な宝物を番犬が守るように、なかなか近づけないようですが、
でもそれは見つけられ開示されることを待っています。

人のドラマも、そんな美しさを奥に持っていることを思うと、
日々のなんていうことのないやり取りや関係性にも、神聖さがほの見えて、
愛おしいなと思います。

 

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