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2024-04-02

孤独感の根っこ

ネガティブな感情の奥に

ネガティブというのは、ここでは便宜的な表現です。

いわゆる、あまりあってうれしくない、感じてうれしくない感情は
ネガティブと分類されますが、
邪魔ものとして扱うと、かえってしつこく残る。

これを経験したことはありませんか?

じゃまなものとして見なすよりは、
いったんは受け入れてみる、受け止めてみるということが
感情の変容過程では大切です。

ラベル貼りをして良い、悪いと振り分けるよりも。

人間でも、シッシッ!とされたら、怒りが残りますよね。
けれどちゃんと対応してくれた、話を聞いてくれたという場合、
それだけで気が済むこともあります。

孤独感は誰もが持っているけれど

孤独感は感じるのがとても辛いものの一つですね。

そして多かれ少なかれ場面に依って、誰もが感じる感情だと言えます。
同時に扱いが難しいものでもあります。

・孤独感があることによって、素直な自分でいられない

・人との関係でオープンになれず壁をつくってしまう

・助けてもらいたいときにも援助を求められない、信じられない

・心はボロボロなのに笑顔を貼り付けて偽物の自分で生きてしまう…

孤独感を上手に扱い、そして癒して行くというのは、そう簡単ではありません。

特に私たちの内側で、孤独感が常に在るという状態。
そこから抜けるにはなかなか難しいなと思われる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

孤独感を抱えるのはあなただけではない

こんな記事を書いている私も、孤独感を抱えています。

思えば子供の頃からありました。
友達と屈託なさそうに接していても、心の内は誰にもわかってもらえないという
思い込みが根付いていたり、
本当の悩みをなかなか相談できませんでした。

孤独感を上手に扱うどころか、とても怖がっていました。

生きて来て思うこと

けれど年もそれなりに重ねて来ると、孤独って特定の人だけではなく、
人間としては、孤独を感じることから逃れられないということも
よりわかってきます。

一人で生まれ、一人で移行するというのが人間ですから。

ですので、孤独感に対してのレメディの一つは、

どんな人も孤独感からは完全に逃れることはできないという
その真実をただ見つめること。

同時に、孤独感を無駄に感じなくても良いところは
見通しをよくして、感情の浪費を避けたいとも思うようになりました。

ネガティブな感情をシッシッ!する必要はないですが、
けれど、とどめて置かなくて良いものなら、
ササッと変容してもらって良いなと思うのです。

繊細な質、宇宙ソウルとして

外見では一様に人間として見えると言っても、
その内面世界は、その人その人でだいぶ違いますよね。

地球に馴染んで、ローカルな人間関係、地縁、血縁に恵まれている人もいれば、
そういう援護が無い中で自分頼みに生きる人生もあります。

私など文化も言語も違う国に生きていますので、根無し草的な不安定感は
正直ぬぐうことはできないです。

その条件で、しかも本来繊細なたち、エンパスということになると、
マイノリティとしての孤独感から抜けることは、なかなか難しいです。

根本を観てみると…

そしてここからは理論的な確証があるお話ではないですので、
あくまでファンタジーとして読んでいただきたいのですが、

孤独感へのレメディが他にもあるとしたら、

「その孤独感は今生の体験に根ざしたり、自分が何とかできるものなのかどうか」、

「あるいは他の影響もあるのか」を探ってみることも一つ。

ネガティブな感情の場合は、対処できる部分とできない部分。
その区分けを上手にすることが大事ですが、この孤独感も同じです。

その感情の根っこは今生から?過去世から?

例えば、あなたが持つ孤独感、それは今生での子供時代の経験からも
来ているかもしれません。
両親からどう扱われたのかということや、どういう痛みを感じたのかということなど。

また、今生が発生の場ではなく、すでに過去世で同じような感情を
繰り返して体験して来ている、これもあるかもしれません。

これは過去世があると信じてのお話なのですが。

ここでは過去世というものもあるのかもしれないということを前提で
話を進めてゆきますが、

過去世でショックなりを受けた際に、
それがエネルギー的な結晶、塊となってブロックが生じます。
そして、レコードの溝に嵌って同じところをグルグルと奏でてしまうように、
同じような体験を引き寄せてしまうということが起きるかもしれません。

それは、究極エネルギーの流れを回復したいという、その目的だと思うのですが、
それが為されるまで、重ねて同じような体験、同じような感情、
あるいは他の視点からの体験、感情を様々得て行くのかもしれません。

エネルギーの塊がほどけて行く時

視座が上がって別のもの、今まで見えなかった部分が
俯瞰して見えて来て納得できた時に、その塊は解けて行きます。

今生より深いところにあるその塊がほどけた時、それに連なる
同じような感情で結びつけられているものも、なんらか解けてゆくという、
変容のプロセスに入ります。

輪廻転生があるとしたら、それが起きていること。

そしてさらにその輪廻転生をこの地球だけと限定しないで考えると、
もしかしたら私たちは魂として、他の星での体験もある存在であり、
故郷の星というものもあるのかもしれないということ。

アカシックレコードを通した心象風景から

引き続き、確証のない個人の心象風景の続きですが、

私はある時、自分の孤独感は今生で発生したのではなく、
その前からあったもので、生まれた星がなくなってしまったという、
その喪失感とも関係しているのではないかと、思いが巡ったことがあります。

そして現実逃避ということではなく、

「そういう体験の名残りで感じることなら、仕方ないな」と
手放しの気持ちが起き、いい意味での諦めの気持ちが湧きました。

そうしたら、孤独感を感じるのが苦しいということではなくて、
どこか仕方がないなと距離が生まれたことで、苦しみというより、
より俯瞰した視線が入ってきました。

とは言っても個人の人間としての感情の感じ方自体が変わったわけでもなく、
孤独を感じたら寂しい、悲しいと思うことは同じですが、
何とかしなくてはならないもの、悪いものというものでもなくなりました。

人としての宿命を受け入れつつ生きる

私たちの肉体の命は有限です。

ということでいえば、親しい愛する人が移行したり、自分が移行することは
生命が生まれたということと対として、逃れられない真実です。

であるなら、孤独感を感じないということはあり得ない。

それを邪魔にして違和感を感じ続けるより、
いい友人のように居てもらってお付き合いする。

そんな風に心持ちが変化しました。

おひとり様時間が大好き

実は私はひとりの時間が大好きで、
これが無いと呼吸ができない感じ、圧迫感を感じます。

ひとりの時間でいろんな思いや情報をそしゃくしてプロセスしますし、
豊かな時間、空間を汲み上げられるのも事実で、それは楽しみの泉です。

何事もどんな風に対処して添って行くのかで、
味わう中味が違ってきます。

この人生を豊かに生きるには、まず自分と仲直りして友人になり、
自分とともにあるものを弾かないで受け入れて行くことが一つ。

孤独感もその一つです。

辛さを 癒しで人生の肥やしに変えるために

視野が狭まり短絡的になっている時には、苦しみの側面だけが
クローズアップして見えがちです。
けれどそれは固定された見方が故のもの。

チャレンジや辛さはコンポストとして、人生の花を咲かせる肥料でもあるということ。

これを忘れず、日々の暮らしの小さなことを大切に過ごして行きたいですし、
癒しは様々な面を総合的にケア、受け入れることで深まると思います。

 

♡ブルーロータス・セッション♡

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