ちょうど良いタイミング
タイミングの大切さ
私が好きな映画『プロヴァンスの贈り物』で、
主人公のロンドンで投資の世界に生きる男性は
その昔おじさんと過ごした際に、酸いも甘いも嚙み分けたおじさんから
「一番大切なもの・・・それは何?」と問いかけられ、
「それはタイミング!」と習います。
ワイン畑を持っていて、ワインを熟成するプロセスなども
その知恵には入っていて、生きた知恵を贈られたわけです。
ちょっとしたタイミングの違いが・・・
私たちの人生でもタイミングがちょっと違っていたなら、
全く違う展開になっていたり、
出会った人ともすれ違いでご縁が生まれなかったり、
それは人間的観点からは良いも、悪いも入ると思います。
けれど、その「機縁」からしか生まれないものがあり、
それでしか、ありようがなかったということ。
私たちのマインドは「偶然」「ただその時そうだっただけ」と
選択できることと思い、それを変えたいとか、違っていたら良かったとも
時に思うことです。
そのタイミングでしか ありえなかった
けれど・・・多分その偶然のタイミングは正確に
「そのタイミングしかありえない」
そんな形で来てくれたものなのでしょうね。
そしてそれが遅かったり早かったりしたら生まれなかった出来事、ご縁を紡ぎながら、
いつもどこでも、さりげなく生まれている、その大切な要素。
タイミングに運ばれてさくっとゆく時
そんなことを考えていたのも、昨晩あるモダリティに申し込んで、
それは直感でふと申し込んだのですが、
タイミングが合っていろいろ良い具合に運んだんです。
そしてその一つの点で展開する以前に、布石的なものもあって、
遅くもなく早くもないタイミングという、小さな小さな出来事の中にも
とても神秘的なことが入っているのだなと改めて感じたのです。
タイミングという神秘
私たちが生きていること。
私たちが生まれたこと、いろいろ・・・
日常で絶えず紡がれている多くのこと。
すべてには時がかかわっていて、タイミングを司る糸に導かれて
狂いや間違いなくすべて大きな目で、
それぞれのピース同士がつながり、生まれているのだなと思うと、
普段の生活の中に潜む「神秘」に触れた思いがしました。
生きていると、慣れたことばかりだと退屈に思ったり、
小さなことばかりだなと軽く捉えたくなったり、
意識が過去に飛んだ時には「どうしてあんな時にあれが起こったの?」と
コントロール下にあったように思ったりしますが、
この、タイミングについては、それを司ってくださっている
ある意味「大きな力」になるべく委ねて、
そして安心して生きた方がよさそうですね。
あなたはどんな風に思いますか?