「脱」依存@スピリチュアル
依存は苦しい状態、自由ではない状態をつくる
関係性でも依存状態というのは苦しいものです。
そこには自由がありません。
そしていつも自分の外に頼るものを求めてさまよいます。
関係性も、それぞれの軸がしっかりあっての支え合いならば、
心が結びつく優しいものになります。
これはどんな関係でも、それが win win の場合土台としてあるものです。
スピリチュアルにおいては?
スピリチュアルなことに興味を持つ場合、なんらか大いなるものに
ふんわりと抱きしめてもらい包まれて安心感を得る。
今までなかった安らぎの感覚を得る。
これは起きます。
私たちは肉体だけで生きている存在ではなく、霊的な存在でもあり、
そのつながりが活性化されることで初めて、ほっとできる部分は
確実にあるからです。
けれど、大いなるものとのつながり、関係に頼り過ぎて、
自分の潜在能力を掘り出す、その力がしっかり出て来ないと、
そのつながりがベストとしては活きてきません。
大きな目に見えない世界の護りを信じながらも、
人として、今の現実でできることを精一杯する中で、初めて開いて行く扉もあります。
すべてはバランスですので、自分だけの力を頼みにむやみに奮闘することが良い。
これでもなく、また、ただお任せしておけばなんでも望み通りに叶うと思うこと。
これもバランスから外れています。
成熟したバランスを持てることがゴール
個として生まれ生きている、今の肉体としての努力はした上で、
大きなリズムと共鳴して生かされているという、成熟したバランスになることが
スピリチュアルを学ぶ、生きる上での一つのゴールです。
そのためには、目の前の出来事をしっかり見て体験して、洞察を汲み上げ、
同時に、思いやエネルギーを溜めないでスムースに動かしながら、
感謝とともに、すべてがつながり完璧に運ばれている宇宙の真理が
個として生かされている自分自身にも、作用していることを信じること。
自然界に学ぶ
自然や植物、動物の生き方はその意味で先生になります。
無為で自然そのもの、ありのままで自我なく生きる素直さ。
その視点を日々の生活から取り入れるだけでも、バランスの良いスピリチュアルの
発達が生まれます。