2020-05-03
心の平和を呼吸でつくる
深いゆったりした呼吸が出来ているときには、心も落ち着いています。
呼吸は生まれたときから私たちと共にあり、亡くなるまで
ずっと無意識でしていることです。
臨終の際など、呼吸こそがまさに命を紡いでいたのだと
実感するものです。
毎日、特に息を吸おう!と思わなくても、私たちは息を吸い、そして吐いて
それを繰り返していて、
臓器と同じで、意識しなくても24時間、眠っている時も自然に
それはなされています。
けれど呼吸には別の一面もあります。
無意識で働くだけではなく、コントロールも出来るというところです。
心臓を自分の力で止めたり、動かしたりは出来ません。
けれど呼吸は、眠っている時も自動で働いてくれますが、同時に
自分の力でコントロールも出来ます。
◆◇◆
生活の中でも、呼吸の状態はさまざまです。
・ほっとした時は、吐く息が深く出る
・集中しているときは、自然と静かな呼吸になる
・心がときめいたり動揺した時は、呼吸がせわしくなり激しくなる
・そわそわしている時は、浅い呼吸になる
・怒っているときも、呼吸は浅くなり、また肩が上にあがっている。
・心が重いときはため息が出る・・・
◆◇◆
呼吸と心の状態の関連を使い、
自分の望む心の状態に合わせた呼吸をすることで、
心の状態を整えることが可能です。
呼吸のパワーを活かすために、これからは日に何度か
意識して深呼吸をして、息を深く吐き出しましょう。
そして肩からも緊張を抜いて、ストンと自然に落としましょう。
(しっかり吐き出すと深く吸えますから、呼吸が自然と深くなります。)
エネルギーを刷新し活性化するために、
そして穏やかな心で生活できるように、呼吸を意識してみてください。
呼吸を整え、心を整える
深いゆったりした呼吸により、あなたの日常に平和な心が戻ってきます。
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