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2020-05-30

あなたが持っているものも祝福できるように

人生で深く幸せを感じるために

私たちは自分が欲しいと思っていたものを手に入れた時、
うれしく感じ達成感も感じます。

私たちの人生での試みでは、いかに自分が欲しいものを獲得してゆくか。
これにもフォーカスがあります。

けれど、「自分がすでに持っているものを祝福する」ということも、
幸せを求める私たちにとって、とても大切なことだと思います。

①「自分」が欲しいと思うものを手に入れて気持ちが高揚する

②「すでに持っているもの」をちゃんと祝福できる

これは同じではありません。

この二つを人生で出来ていたならば、
幸せな人生と言えるのではと思います。

すでに持っているもの

この中には、自分としては無くて良いのにと思うものも
入っているかもしれません。

今、それを手にしているけれど、幸せと結びついていないもの。
(あるいは、そのように感じられるもの)
あるいはそんな関係性など。

生まれ落ちた環境での人間関係などもそうですね。
自分の意識としては選んだ感覚はないけれど、人生にすでに入っていて
選び直すというものでもない事柄。
そういうことは、人生において程度はあっても、誰にも配されていますね。

すでに持っているものをいかに受けとめてゆけるかが、幸せの質を決める

幸せの質を決めるというのは、そういったものは人生から排除することも
なかなかできないからです。

2:6:2の法則ってありますね。

全体の20%が嫌だと思って条件を変えても、結局全体の中には
一定のそういうものが入って来るということ。

そしてたとえば、それが親だったり、パートナーだったりするとします。
現われの心では、「これ、ちょっと違う」と思う関係であっても、
占星術などで、魂観点から観ると見事につながっていることが
わかったりします。
(深いところでの目的を共有していたり)

魂はより大きな視点で必要なことを配している

そういう意味では、魂というのは、人間の視点より大きく
より広い範囲を見通していますので、なんらかその魂の旅路において
必要な経験や人物を配しているということでは、間違いはないのだと思います。

ただ、人間としての自分の感情として納得がゆかなかったり、添えなかったり。

意識できる心で、「これって嫌だな」「この人のここが嫌い」と思っても、
実は人生においての得がたい登場人物で、
たとえその人がもたらすものが、自分にプラスになるものではないように
感じたとしても、魂観点からはなんらか必要があって、
今生において出会って、やり取りをしているのだということ。

表面のやり取りや立場を見て、そこに気をとられ、より深い次元での約束を
思い出せず、実は相手をちゃんと全存在として見ていないのかもということ。
そんなことに、改めて意識を向けると、人生の織りなす不思議さや
偶然はないということが、実感として強まるかなと思います。

感謝が湧かないものに感謝できるようになると

そうすると、人生のシフトがもたらされるのは、より大きな視点へ
入ってゆけるからですね。

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