嵐(エレメントの総合)
今宵、湿気が高いからか薄暗くなった空に
時々ピカピカとイエローやレッド味の光が炸裂。
雷です。
ゴロゴロいうわけでもなく、静かに・・・
雷と嵐は違うかもしれませんが、
雷を見ながら思ったことは嵐のこと。
エレメントとしての嵐のことです。
エレメント、四大元素としての水、火、地、風、これが総合して
初めて嵐は起きる。
それだけに変容パワーが半端ないわけです。
雷もそういう意味では突然の変容などに形容されますね。
「雷に打たれたよう」
実際、ヴィジョンクエストの時に雷に打たれたという女性ヒーラーさんも
いらっしゃいます。
今世間でも依然としてコロナなどで落ち着かず、
以前の生活とは違うものが確実に、日々の暮らしに入りこんでいますよね。
目には見えないレベルのいろいろ。
特に人の心理に入り込んでいるものも、いっぱいあるなと思います。
ある意味で「嵐」の今。
けれど考えられるのは、土台としての準備(四大元素)はすでにあるからこその
大きな変容が来ているということ。
人間は大きな現象の元では無力感をいだきますが、
私たちの意識と連動しての、外の世界に繰り広げられているこの様相。
一人一人が何をどうできるのか、深く考えさせられている時とも言えます。
難しい時期ですが、人類として乗り越えて行くしかないですね。。。
さなぎから蝶になる時も、形としては崩れてゆきますが、
そこから蝶の羽は生まれる。
形を超えたところから、新しい何かが、表面的には荒々しい破壊のように見えながら
生まれてゆく過程。
どんな時も、四大元素、世界を司るものを反映しながら、
ミクロコスモスとしての私たちの生も大切ですね。
大地に感謝し、水に感謝し、光や太陽の熱が生存を可能にしてくれていること、
それに感謝し、より精妙なエネルギーとして世界を循環する風により、
淀みは晴らされ、新旧の交代もなされる。
世界も人もどんな時も、それぞれにつながっていることを感じながら、
雷を見るのも、ちょっと妙な気分ではありました。