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2020-10-03

受け取るということ

愛犬を見ていて先日思ったこと

それは「信頼されることの喜び」
「愛を素直に受け取ることの大切さ」でした。

ペットたちはとても素直に生きていて、その姿を通して、
大切なことを教えてくれる存在たちです。

現実的にはただ飼い主側がお世話をしているように見えますが、
真実は、お世話をさせてもらう中で大切なことに気づかせてくれる、
それも大いにあると思います。

私自身もペットからもとてもたくさんの大切なことを
受け取っているなと折りに触れ思います。

無防備な信頼の姿

たとえば、横になってお腹を見せている無防備な愛犬の姿。
それだけで癒しですけれど、お腹を撫でるとき、そこにある無邪気な信頼、
無条件の愛を感じると、素直な在りようということを教えてくれるために
うちに来てくれたのかなと改めて思います。

どうでしょう・・・私たち人間はご縁ある人や家族やパートナーに、
そんな無垢で純粋な信頼をおけているでしょうか?
あるいは、無防備な素直さで「愛してます」と伝えられているでしょうか。。。
そして、お互いにそういう素直さで交流できているかなとも考えました。

無防備になりたくない、自分を守ろうとする心の動き

私たち人間は判断する心や、自分を守りたい、かっこ悪い状況になりたくないなど、
素直さを表現するのを妨げる心の動きがあります。
それが生じて、するとさらに同じ質のものが生じて・・・と、
思いがけない展開になったり、
本来シンプルなやり取りのはずのところに、パワーゲームが入ってしまったり、
そんなこともあるのではないでしょうか。

ペットちゃんのように素直に在り、表現できていたら、
それに応えるものは、同じ素直な信頼のみですよね。

ただ何気なく居てくれているようでも、その在り方を通して
実は深い大切なことを教えてくれているのかなと思いました。

日常でも少しでもその信頼の姿勢をもつことで・・・

そしてそれは、近しい間柄でもとても大切なことだと思いますが、
社会的なところでのやり取りもまた、同じようにオープンな心や
お互いを信頼できることからの、喜びと喜びが出会う在り方。
これも常に私たちが望んでいるものですよね。

そしてそれを、大きなところから急にしなくても、
とても小さなところからやって行けるのかなとも思います。

相手に関心を示して、それを受けたら信頼でそれを受けとめ、
同じようにまっすぐ相手を見て、それぞれに優しいまなざしや言葉を
かけあうことができる時、なんでもない、ごく些細なことでも、
それは心に栄養を与えてくれるものとなります。

その際は与えることにまずフォーカスしてしまいますが、
案外とちゃんと「受け取る」ということが大切だったりもします。

与え、そしてちゃんと受け取り合う

ペットたちとの交流は、素直に受け取ってもらって、
そこから優しい循環が生まれるうれしさであり、
ペットたちは「与える」天才でもありつつ、
「受け取る」天才でもあります。

コミュニケーションについて話してみたボッドキャスト、
こちらからお聴きになれます♪

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