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2020-10-18

残ってゆくのは大切なものだけ

探求という形をとりながら、実は一番求めているもの

私たちの一生って、何かを求めては、時にそれを手放し、
また何かを求めたり探したりという繰り返しが、人生のかなりの時期
続いたりすることもあると思います。

探求の対象はその都度変わって、その時々でとても手に入れたいものを
努力もし、掴んで行くわけですけれど、

人って進化しているので、あるレベルに来るとまた今度は違うもの、
より高次のものが欲しくなったりと、きりがない活動のようにも
時に思えます。

その探求は、物質的なこと、サバイバルの欲求を満たすことから、
自分を深く知るという精神的な欲求まで様々ですが、
そういう、探求のプロセスを潜り抜けても、時に洗われても残るものは、
案外と小さなもの、ささやかなもの、瞬間のものだったりします。

かすかな、ささやかなものが実は求めているもの?!

私たちは好きなものはしっかり掴んでいたいので、
それが確かな感じがするもの、安心を贈ってくれるものだと
さらにうれしいわけですが、

でも案外、心に宝物としてしっかり入っているものは、
そういう基準でもなく、ささやかな幸せのシーン、その時の気持ち、つながりだったりします。

そのささやかなものがハートの中にあって、人生への信頼や喜びを
いつも背後で供給してくれていて、
それがあるからこそ、いろいろあっても頑張れる気持ちが湧いて来る。
小さなことでもすごく大きなパワーを持つわけですね。

覚えておこうと思わなくても、何の努力もしなくても、
ハートにしっかりしまわれて温かさや愛を灯してくれるもの。

そのぬくもりを、忙しい探求というプロセスにおいて、置いてきぼりにせず、
確かなものや大きなものではなくても、ハートが響く瞬間やつながりを
さらにこれからしっかり見つけてゆきたいなと思いました。

大切なものはハートを温め、与え合う喜びがともにある

今日は大切な方の誕生日。
実際会ったことはなくても、光の中でつながっている魂の兄妹。
誕生日のメッセージを書くだけで、かえって私の中に豊かな愛が
流れ込んで来て、心を満たしてくれます。
そしてその方の人生がいつも安らかであるようにという思いもまた、
私を同時に照らし癒してくれることを感じます。

大切なものって・・・ある意味小さくて純粋なちょっとしたもの。
そんなことをまた改めてかみしめました。

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