HSPやエンパスに大切なこと
HSPにとってのチャレンジ
エネルギーを感じとる力が繊細すぎて、それがプラスになることばかりではなく、
かえって生き辛さに通じることも、多々あります。
HSP(ハイリーセンシティブ・パーソン)やエンパスの人は、
ある意味、エネルギー的、感情的、あるいは時には肉体の感覚において、
境界がしっかりしていません。
いわゆるオーラ、その殻もまた、生まれつきで厚い人、薄い人と違いがあります。
境界がしっかりしていないって?
私自身もそうですので、よくわかるのですが、
多くのHSPやエンパスの方は、自分がオーラの殻が薄いということ、
それにも気づくことなく
(そういう自分しか知らないわけですから)他者もそうに違いないと、
その個性ともいえる側面についての理解が、実はあまり十分ではありません。
それがいろいろな経験や人に遭遇することで、
自分自身の理解がニュートラルに進むことで、
その、当たり前に感じていた個性のギフトと、
また同時にチャレンジについて、より深く知ってゆくことになります。
繊細な感覚をオフにできるために
私が数年前、いくつかのセッションでお世話になった方は、アメリカの方で、
エンパスの人たちがその共感力を自分でコントロールして、
選択としてオンとして使えるようになることを、教えていらした方です。
(ということは、オフもコントロールでできるということです。)
今までいろんな方にご縁をいただいてきましたが、その感覚において
彼女はとても優れていました。
そして私も彼女とのセッションや彼女の本を通して、また実体験という
日常のさまざまを通して、自分が望まないとき、必要ではないときには
オフにすることを学び、適用してきました。
彼女などはセッション中でも、エンパス能力にスィッチを入れるのは、ごく短くて
10分ほどのエネルギーワークのときだけでした。
オンになり続けていると起こること
HSPやエンパスはその繊細な感覚がギフトです。
けれど、世の中、いろんな人の中でいつもそれが知らず、自分の望みに関わらず、
自動的にオンになってしまうことは、自分が消耗しますし、
本来自分がフォーカスしたいことに回すエネルギーが枯渇してしまいます。
(ドイツでは「ミモザみたい」というのは、繊細過ぎて
感情の揺れが大きい人を形容して使ったりします。)
ですから、HSPやエンパスの方は、その感じ取る力を伸ばす必要はなくて、
かえって、どのように自分の意思でその広げ方をコントロールできるのか、
どうやってオフにするのか、学ぶことが大切だと思います。
実践的な知恵も使って活かす
かすかな風も感じられる感性。。。
けれど、その都度その都度ゆれることで、かえって、大切なメッセージを伝える、
ここぞというときの風に対して、感受性が鈍ってしまうようなら、
上手に、小さな揺らぎは無視できるようにしてゆくのも、
生きるということ、実践的な知恵としては重要なことになります。
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*HSPとしての日常の生き方はじめ、繊細な感性をすくってゆくことについても
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