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2021-03-24

セルフ・リフレクション

セルフ(自分を)リフレクション(反射する)=内観

この言葉、セルフ・リフレクションを日本語に訳すと

「自省」なんていう固い語感の言葉になるようです。

自省だと感じが変わってしまうので、あえてここではカタカナ表記にて、

英語の言葉のままで書かせていただきます。

(「内観」の方がぴったり来るかもしれません。)

 

今日久しぶりであったかくなり、大好きな緑の公園へ愛犬と行きました。

一人で行って気ままなお一人さま時間にしようかなと思いながらも、

愛犬にとっても久しぶりなので連れて行きました。

私たちにとっての定番の場所があるほど好きな、緑豊かなその場所。

日常で溜まる澱を吹き飛ばすために

冬だったりコロナだったりで、足が遠のいていたのですが、

やはりしばらくただ座って、心地よい風に吹かれ太陽の暖かさを感じながら

時間を過ごしているだけで、

どうしてもほどけなかった日常からの澱が出て行きました。

澱って、例えばワインなど底に溜まる沈殿物のようなものですね。

少しずつ溜まって来てしまうもの。

最近以前には出来ていたリフレッシュの方法が使えなくて

自分なりに工夫して過ごしていたつもりでしたが、

大自然のパワーには叶うものがなく、あっさりと浄化してもらった感じでした。

気ままに過ごす時間で心は息を吹き返す

読みたい本でずっとそのままになっていたもの一冊を、ささっと読みきり、

愛犬が風に吹かれて気持ちよさそうにしているのを見て、

私もハッピーになり、

何もしないけれど、とても豊かな充電タイム。

十分過ごしてパッと出て来たのが、「セルフ・リフレクション」という言葉でした。

小さな非日常を見つける

自分の家で、慣れたところで、新たな思考をしようとしても、

その場にすでにある思考の型の影響があって、ニュートラルになれないことも

かえってあるもの。

ですので人は折々旅をしたり、ちょっと遠出をしたり、おしゃれをして

小さな非日常を設けたり、

風穴を開けることも意識しています。

日常の延長にはない、生活にリンクはしていても、ちょっと離れたもの。

触れることで精神も心も活性化して、

余分なものを解いてスペース空けができるわけです。

コロナ下では私の大好きな方法、ティーハウスでのお一人さま時間で

リフレッシュするということが叶わず、

知らず澱みたいなものがあったのかなと思いました。

そして同時に、大地のパワーの偉大さを感じました。

何も特別にしなくても、居ることだけで満たしてくれるパワー。

そのパワーとつながっていることの大切さを改めて感じました。

Being モードに戻れる場所、時間

セルフ・リフレクションのための時間としては、

やはり場所も日常から少し離れた方がいいのです。

そして特に何かをしなければという心を外して

ただニュートラルに居られる時空に居るということ。

その、Being 主体モードになることで、doing だけではできなかった

心の深いところのリラックスが起きます。

忙しい現代ですと、being の時間をつくるというのも、実は贅沢に思えたりします。

時間が空いたら何かですぐ埋めるのは、とても簡単な時代。

かえって、「埋めない」という意識的選択をすることの必要性を感じます。

そしてコントロールし過ぎないこともとても大切です。

 

ただ寛ぐことを許す。

機能的ではない活動の大切さを見落とさない。

ちょっとした非日常を意識して保つ。

自然と触れ合う。

「感じる」側面を大切にする

これらは「感じること」主体の活動です。

「考える」「決断する」「判断する」という、日常にいっぱい詰まっている

それらの活動が過多になっていないかどうか、時折チェックした方が良いなと

改めて思いました。

ニュートラルでハートを満たしてくれるエネルギーに触れていないと、

マインドが強くなりすぎて、いっぱいいっぱい取り入れすぎてしまうので、

バランスを保つことが、心身の健康のためにもとても大切だなと

自然の風に吹かれて思いました。

自然界の友が与えてくれるギフト

贅沢時間のお供は、ワンコであったり鳥だったり植物だったりです。

自然界の仲間たちの応援なしには、私たちの世界の喜びが小さくなってしまいますね。

マインドとハートのバランスを思い出したい時は、自然の中で、

自然界の友の様子を観るのが一番だなと思った、春のうららな午後でした。

 

 

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