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2021-04-21

あなたは自分を箱に入れていませんか?

雷は刷新のエネルギー

「雷に打たれたような」なんていう表現があります。

その場合の「雷」は、

電撃的な

衝撃的な

宿命的な

強烈な

今までないような

抗えない

電気的速さでの

・・・

こんな言葉として浮かびます。

素早く強烈なエネルギーとまとめることができますね。

「素早く強烈なエネルギー」×「なにか」ということでは、
「出会い」であったら、文字通り、人生を大きく変える出会い、
そう言えるのかなと思います。

占星術での雷のエネルギーは?

この、強烈で抗えないようなパワーで、非日常から出現したようなもの。

占星術ではこの「雷」的象徴は、天王星と呼応すると理解されています。

今この天王星が土星とスクエアという90度の角度を取る配置にあります。
天王星も土星も割にゆっくり動く天体であるので、
その配置も瞬時で変わって行くというのでもなく、かなりインパクトを与える、
そのスパンで形成されています。

土星と天王星のスクエア(90度)

土星は「枠」や「固まった土台」「時には因習的なしきたり」などとも
関連します。
また、「成熟」という時間を味方にした成長も表します。
「時間をかけて」という質ですね。

そして天王星は「雷」とも関連して考えられ、
その質としては電撃的な強烈さ、一撃という側面もあります。

その、質としてはだいぶ違う重めの天体が、90度でお互いを意識しながら
ある意味対峙しているわけです。

その対立もはらみながらのすり合わせで、一体何が行われるのかというと、
いろんな意味の「刷新」だと思います。

社会のシステムなり信念構造のもう合わなくなったものなり、
構造の土台を揺るがしながら、本当にこれからも役に立つものなのか、
雷は不要なものは瞬時に解体しながら進めるわけです。
社会においても、個人においても。

それに実は、天王星と土星って。。。つながっていて、

というのは、「風の時代」「みずがめ座の時代」と言われる今ですが、
みずがめ座の支配星は天王星と土星なのです。
ある意味、両者が個性は違えど手を携えて、
大きな変化、人類を進ませる変化を進めて行くのでしょう。

刷新のエネルギーで不要な枠組を見直す

個人においてのこの「刷新」のエネルギー、機会を
どう使ってゆけば良いのか・・・と考えていて、
不要な枠組みを見直して、要らないものはlet go する、
こんな風に思いました。

枠とか枠組みって、役に立ってくれる間は上手に使わせてもらいながら、
でも、窮屈になって来たら脱いでいって良いもの。
そんな風に柔軟にとらえられたら良いですね。

その柔軟さが十分あるのか、それをチェックしてくれる機会でもあり、
またある意味強制的に、促す機会でもあるかもしれません。

女性として受け入れている制限も見てみると・・・

そんなことを考えていて、「女性として知らず自分をはめている枠」。
これについて考えてみました。

例えば、女性として社会から期待されたり担わされているもので、
女性自身も当たり前と思って受け入れているもの。
それはたくさんあるけれど、本質的なものではないので、
let go されるものは解れて、より良い状態へシフトしてゆく。
その時が来ているのかなと感じるのです。

女性としての(暗黙の)役割。

これには、このようなものがあります。

出しゃばらず、男性を立てて支える

奥さんなら家を守って、子供を育てて表には出ないで裏方で支える

自己主張せず、周囲の要望を捉えそれを満たすように努力する

自分のことより周囲や家族の意向を汲む

キャリアより人を支えること・・・

 

「女性だから」「母親だから」「結婚しているから」

「もう40だから」「良い年だから」「長女だから」・・・

いろんな言葉でその役割を当てはめられてきたと思います。

もちろんそれが良い意味での必要な枠として機能している場合は、
守ってくれる力としても働きますが、
社会の在り方、人の意識の在り方に伴って、シフトしてゆくものであるということ。

また、文化的な差異や独自性が反映して、選択できることなのに、
強制的な振り分けになってしまっている場合もあります。

ドイツでの女性の在り方

私が今住むドイツですが、一般的に女性の地位って低くはないです。
キャリア面でも、キャリアと家庭の両立の面でも、意識の面でも
より平等を実現するための努力はかなりあります。

でも時代が変われば、昔のヨーロッパなどでは女性はコルセットをつけたり、
あるいは、中国では昔 纏足をしたりと聞きます。

時代が変われば、ところが変われば、その「枠」も変化して行くのが
当たり前。

私たち女性の現場も、とても変化を受けている最中だと思うのです。

本来自分のものではない制限を、いずれかの地点での影響で受け入れて、
心の中で「枠」「制限」となっていたり、
他者にもその枠を元に決めつけたりするということから
脱却してゆくプロセスなのかなと思います。

エンパワメントでトータルな女性として在ること

女性もシンプルに一人の人間であり、
自己実現の欲求も、自分らしさを活かして表現したいという思いも、
ママであろうが、いくつであろうが、家族のお世話があろうが、
同じです。

その当たり前の原点に戻るためには、まず自分が無意識で受け入れていて、
かつ自分の可能性から離す内なる制限を知ることですね。

枠というのは一方で安心も与えてくれることから、
自分の枠を解いて行くのは怖さも伴いますが、
天空の「雷」的なエネルギーの天王星が、今いろんなところの
時代遅れになった枠を、チェックしているところなのかと感じたりします。

あなたにとっての、もう手放していい枠(制限)はなんですか?

そして、怖さがあっても、もう手放して良いと思っていますか?

 

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