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2022-04-22

五感から人生に喜びを招き入れる

ぽっかぽかの春の陽射しの中で

風が頬を撫でる心地よさを感じながら、
目に映る青空を見て、
そして降り注ぐお日様の光の温かさを受けているだけで、
シンプルな至福を感じます。

声には出なくても「あぁ~、気持ち良いなぁ」
こんな風に深々と思います。

何かを成し遂げたとか、
何かを得たとかではないのに、
ただ満たされます。

当たり前に思っていたものの真価

この感覚、久しぶりだなと、失われた後で
それがなんだったのか気づくような追体験をして、
その真価に気づくようなこの春。

思えば、先の冬はコロナでの規制があり、とても重苦しかった。

まず、自由にお店へも行けなかったし、
不安に感じたり、どうなるんだろうと心にいつも引っかかりがあって、
充実感が育つスペースがなかった感じ。

それから解放され、季節も変わって春を迎え、
春自体のパワー、再生の時期の自然界の様相を眺めさせてもらうことでも、
私たちの肉体や精神や霊性が、どんなもので育まれているのか、
改めて理解できた感じがしています。

ゆっくりした時間は五感を通して感じる時間

今日も愛犬と短いお散歩ヘ。

近くの村へ行って、いつものルート一周コースを巡って、
そこでは折々ベンチに座って、ゆっくりした時間を持ちます。

その時に感じたのが、五感を通した心地よい刺激でした。
そして改めてしっかり感じてみました。

風が通ってゆく感覚を肌で受け取る
光がジーンズを通しても、温かさを送ってくれるのを感じる

目に映る色たちがひときわ鮮やかで心地よいのを眺める

桜の木のそばに行くと、ほのかに香りが漂う、それをかぐ

鳥の鳴き声がにぎやかに聞こえる…

静かに座っているだけなのに、実は豊かな刺激をたっぷり受け取っている。
そのことに気づいて、
そして思いました。。。

「ああ~、これが欠けていたんだな」って。

家で冬の寒さから逃れて、ヒーターの暖かさの中で過ごしているだけでは、
この豊かさは得られません。

五感を入り口として認識も整う

五感をたっぷり感じられることは幸せなこと、豊かなこと。
全体の中で生かされていることに気づく機会を得ること。

家で、あるいは同じ特定の場所で、ルーチンをこなしているだけだと、
マインドの働きが強くなって、集中は出来ているものの、知らず視野が狭くなる。
そんな傾向が出て来るのかなと思います。
そして脳、マインドの使い過ぎで、ゆったり寛ぐことも難しくなるような。

そんなサイクルになると生活自体がせわしなくなり、けれどそのくせ、
なんだか充実感もない。

Doing で、 Being が押されてしまうことが起きてきます。

Being は認識の奥行きも担う

Being の一部には、ただのびやかに味わう、感じるというのがあり、
それは生命としての私たちのバランスを司ります。
なので、Doing だけで暮らし、人生を埋めてしまうと、
絵を認識する際に、そのわかりやすいシルエットだけを認知する感じ。
余白が押されてしまっているような。

たとえば物質、非物質が均しくスペースを構成するとして、
A と見えているものを浮かび上がらせている、存在させている、そもそものスペース。
それがあってのこと。
それなのに、ただAという現われに集中してしまう。

それがDoing だけに集中していると起きて来ることなのかなと思います。

「スペース」の尊さ

風に吹かれて小さな村の教会のベンチで愛犬とただゆっくりしていて、
Aを存在させている「スペース」も同時に感じた時に、
私たちは心が穏やかになるのかなと思いながら。

物質、非物質に橋がかかった時。
両者の壁がなくなった時。
その時、私たちの存在はバランスを取り戻しています。

全体的な認識になると、深い寛ぎが起こる

小さな頃、いまも不思議な至福感として思い出すシーンがあります。
何も特別なもののない野原で、しろつめ草やタンポポを眺めながら座り、
自然の中で深い満ち足りた感覚を感じていたこと。

それは今思えば、スペースを直感的に認識出来ていた時で、
「自分」という定義も溶けていた時だったんだろうなと思います。

旅先でも、「どこへ行った」「何を見た」「何を食べた」ではなくて、
何も特別なものがないのに、深く心に残る時間があります。
それはきっと、自分と回りが溶け込んだ時間、空間になっていて、
それ(スペース、あるいは波動)を味わったからなんですよね。

静かななんでもない時間の大切さ

散歩していても、ほぼ誰とも出会わない小さな村を愛犬と歩いていて、
ふと思い出した、心の中に変わらずある宝ものと結びつく静けさや、
じっくり五感を感じられる機会の尊さ。

やはり・・・生き急ぎ過ぎないで、バランスを取ったり、Being の時間を過ごすのも、
とても大切だなと思いました。

春は、五感を刺激してくれるものが身の回りにとても増えるので、
しっかり味わってゆける季節ですね!

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