うるおいにはゆとりが必要♪
小さなことにイライラしてしまう…
ちょっとしたことが、カチン!とくる時
ちょっとした言葉が心に刺さってしまう時、
ちょっとした時間が待てなくなっている時、
ちょっとした時に、がさつさが出てしまう時…
「あっ!いけない!」と思います。
「pause 」のサインを見落とさない
それは、ガス欠ならぬ、「自分時間というゆとりを持ってください」の
サインだからです。
そんな時の心の状態は、カオス的で調和が乱れています。
ですので、いつもなら軽く流して気にもしないことが気になって、
相手を責めたり、そんな自分にイライラしたり。
溜まったエネルギーが、発散されてバランスを創り出したいかのように、
細い出口でも、そこから出ようとします。
気づいているより、キャパオーバーに?
このサインが出ているのに気づいたら、無視する口実を探さず、
さっと自分の時間&スペースを探しに行った方が良いです。
もうちょっと、もうちょっと、そうしたらゆっくりできるから…
こんな風に思う時、私たちはまだ30%残っていると考えますが、
実はそれは正しくないことが多いです。
ほぼ確実に、キャパーシティーオーバーになりかけているからです。
ゆとりは心のバランス調整のために
ゆとりって日常で過小評価されているなって思います。
特に結果を出すのが一番という分野ではそうです。
ついその波に巻き込まれると、心のバランス調整としてのその機能を
うっかり無視して、一つの極へと振れてしまいます。
ゆとりって気持ち上のものでもあり、実際的な時間の面もあります。
時間がキュウキュウになって、つい機能的に動き過ぎて
気持ちがギスギスし出したら、
①少しまとまった自分時間やスペース確保
②動作を0.5倍速にしてみる
これを試してみてください。
動作を0.5倍速に
②の動作については、特にお茶を淹れるなど、毎日繰り返す時間の時に。
現代の私たちは動画を観るにも倍速にしたり、時間内になるべく多くを
詰め込もうと焦って生きています。
それを0.5倍速ですから、んんん?と自分のマインドも思います。
けれど、一つ一つの動作をちょっとだけ丁寧に、
「なぜその動作をするのか」を大きく捉えながら、ゆったり動いてみると、
心もそれにつれて落ち着いてきます。
なるほど!「道」という中にある神髄、「茶道」でお点前の時の動作が
細かく決められているのも、道理に適ったことで、
その手順を踏みながら、マインドも鎮まってゆくのだと思います。
「やっと、息がゆっくり吐ける!」という風に、
いろんなところが緩んでゆきます。
ゆとりを生むには、「なるべく速く!(倍速)」で時間を節約ではなく、
半分の速さでゆっくり動くことだったんです。
マインドと心、魂、そのバランス
動き続けているモーターの惰性をストップさせる方法を、
小さくても良いので取り入れると、マインドだけが回っている状態から、
よりバランスされた状態へと戻ってゆきます。
マインドと心や魂。
全部足並みを揃えていないと、私たちは苦しくなってきますよね。
日常生活にもたくさんの情報があふれる今ですから、気づきがないと
普通の暮らしをしていても苦しくなってきます。
自分時間を持つことでのゆとり
そして日常だけではなくて、風景も動かしてリフレッシュしたい時には
①の自分時間確保のために、お気に入りの場所を訪れます。
そこではなるべくゆったり寛いで、特に生産的なことをしようとしないこと。
無為の尊さを味わうという贅沢を、ただしっかり組み込みましょう!
心にゆとりがないと無為の時間も楽しめないものですが、
無為の時間がないと、心のゆとりも失われます。
ゆとりは自分をケアするメンテナンスタイム
ゆとりは、それらも全部わかりながら、
自分を愛する実践的表現として、必要なメンテナンスも取り入れ
油を差し、大切に扱ってゆくことです。
これから年末にかけて、季節柄さらにせわしなさが増しますので、
自分の真ん中ケアをしっかりしながら、ゆとり心で過ごしたいと思います。