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2021-05-12

女性にとっても火星を使うのは大切

火星と男性性

占星術話題なのですが、あなたは「火星」と聞いてどんなことを思いますか?

月や太陽は身近に感じる天体かもしれないですが、
では、火星はどうでしょう?

火星は一般的に男性性と関連して考えられます。
火星の質としてのキーワードも、「勇気」「戦い」「戦士」というものです。
また女性にとっては、自分の理想とする男性を意味したりもします。

強い力をどう賢く使うか?

この火星はけれど、使い方に賢さが必要な天体とパワーでもあります。
低い次元で表されると、暴力、残酷さなどにも通じますし、
いかにそれを高いレベルで表現できるかで、自分の人生を応援してくれ、
進ませてくれるものとしてゆけるか、これも決まります。

成熟した火星は、内なるところに強さや情熱を宿しつつ、
低い衝動としての自分だけの欲望や怒りを、ちゃんと制御でき、
情熱や克服する力として人生に活かすことができる。
そしてその結果、自分の在り方ということでの
人間の発達の姿としての、個人尊重の姿勢がきちんと育ちます。

ということでは、女性であってもこの火星を上手に使って行くことが、
人生を進む上で大切ですし、人生で遭遇する恐怖や恐れをどのように
扱えるのかにおいて、火星はいろいろ教えてくれる天体でもあります。

火星と金星のかかわり

この火星と関連づけられる神様は、その文化により違いますが、
例えばこのような存在たちです。

ギリシャ神話のアレス、ローマ神話のマース、あるいはバビロニアのネルバル。
そして実は、あまり人気ものではないんですよね。
どちらかと言うと、乱暴者的な扱いでしょうか。
けれど興味深いのは、この強そうで無敵そうな火星は
女性性と関連する金星、こちらをてなづけることはできないのに、
金星は火星をてなづけコントロールできると考えられているところです。

これはちょっと話を広げ過ぎかもしれないですが、
外では威張って強面の男性でも、実は家の奥さんに頭が上がらなくて、
従順に従うように見せて、実は奥さんが上手にたずなを握っているという図が
ちらっと浮かびます。笑

現代の女性は火星を使いこなし統合してゆく方向性

このお話は男女の在り方としてクラッシックなステレオタイプと
言えると思いますが、
今は女性個人としても、自分の太陽(人生の目的)や火星(行動性、強さ)を
そのまま活かして生きることも可能になって来ています。
キャリア面でもそうですし、女性でも自分の人生の目的があって
それを追及することで充実を図ることは、本当に当たり前になって来ていますね。

そういう意味では、火星=男性性、金星=女性性という振り分けもまた、
確固としたものではなくなって来ていて、
男性女性ともに、すべての資質を統合する、そんな時代になって来ていると言えます。
女性はかつて男性の質と思われていた火星や太陽を活性化して、
男性もまた、女性の質と思われていた月や金星を活性化して、
一人の人間の中で統合をおこして行く。

火星を考える上では、この時代の流れ、動きも併せて考えて行くと、
今の私たち女性の等身大の生に役に立つ使い方を教えてくれると思います。

そして自分の火星を男性、例えば近しいご主人、恋人に託して
間接的にだけ発揮するのではなく、自分自身で使う上で、やはり大切なのは、
克服するということを求める火星の質を、内なる戦士を発動する形で
表現して行くこと。

それは自分が大切と思うことを追及する情熱として現れるかもしれませんし、
他者のため、自分より弱い人のために立ち上がれる勇気として表現されるかも
しれません。

怒りや恐怖に飲み込まれず、内なる強さを培う

自分の成熟度を見るという意味でも、どんなレベルで火星を使いこなせているか、
それを時々観ることも必要ですね。
人間にとって、恐怖や怒りって、つい飲み込まれる強い感情なので、
そこをどう処理してゆけるかは、チャレンジも伴うと思うのです。

現在のコロナということもそうですね、先行きがわからないし、
どうやって自分を、大切な人を守れるのか、決め手もない。
その恐怖に飲み込まれると、怒りも生まれてしまいます。

(火星には二つの衛星があって、それぞれ名前が
①ディモス(パニック)②フォボス(恐怖)だそうです。)

恐怖や怒りに飲み込まれない強さで自分や他者や状況を観ること。
これはチャレンジングな時だからこそ求められ、
難しいことではあっても、私たち人類はそこを体験しながら超えるということを
みな、意識的無意識的という違いはあっても、目指しているのだと思います。

強さ発揮はただ男性に預けて、女性は金星や月を活性化して愛でていれば良い、
そんな時代ではなくなって来ている今、
火星をどう賢く扱い、統合した自分として異なる質を結び合わせてゆけるのか、
火星からも、女性として生きる人生へいろいろヒントがもらえそうです。

 

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