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2020-05-25

依存を超えて自信を育む

人生で新しいステージに入ってゆく時

私たちの人生で、岐路だったり、新しいステージへゆく際は、
やはりチャレンジがついて来ることが多いです。

新しい方向、新しい人生の目的、新しい場所、新しい役割など、
今まで通用していたものを超えて進む時、
揺れたり自信がなくなったりするのはとても多いですし、自然なことだとも思います。

新しいステージでの魂と肉体のギャップ

今までなじんでいた枠を超えてゆくことを、すでに魂は知っていても、
肉体側としては、意識の上でそれをすべて認知しているわけでもありません。
風向きや目的地が変わったことも、はっきりとは感知していないところから、
その移行の旅は始まっています。

イメージとしては、建築家としての魂はすでに新しい家を描いています。

けれど肉体として、新しい家がちゃんと建つまで、実際その場所には
まだ古い建物が残っていて、暮らしが続いています。
その中で、今まで機能していたものが使えなくなったり、無くなったりが
まず起こってゆき、その過程ではシンクロがなくなり、落ち着かない気持ち、
不安が大きくなります。

揺さぶられながら、心のどこか奥の奥では、何か新しいことが始まっているのは
感じているけれど、でも自分の表面の意識でそれを望んでいたわけでもなく、
肉体の自分の思いとしては、ただつつがなく現状が続くことだったりします。

建築家としての魂の視点

けれど、魂、建築家はその時点が新しいものを迎え入れる最適な時と判断し、
着々と建物を取り壊し、そして必要なら更地にして、新しいこれからの建物を
つくってゆくことにフォーカスしています。

そうは言っても、それを実際の場で味わい体験してゆく私たちの側面は、戸惑いが
とても大きいのですが、大きな流れは止まりません。
それは自分一人でコントロールできることを超えて運ばれてゆきます。

不確かなプロセスの二番目の局面

そしてそんな不確かな、どこへ向かっているのかもわからない中で
ちょっとずつ、ちょっとずつ、見えて来るものが増えて、
だいぶそのプロセスが進んできたあたりで、
「こういうことが起きているのかも」と、ぼんやりと感じることができるという、
次の局面へ入ります。

そこに入るとだいぶ楽にはなるのですが、それでもまだ新しい建物は
すっかりは完成していません。
全体像が見えて来るのは、そのプロセスがスタートして実はかなり経ってからです。

その局面で私たちが学んでいること

不確かさの中にあっても、宇宙の摂理的なものが司り、自分もその一部であるという
条件付けのない「信」を強めてゆくこと。

そしてその「信」は、自分の中から生まれる力とともに育つこと。

難しい局面なのに助けがないということも多いのは、実はそこで根っこをしっかり張り、
自分の力を奥から汲み上げているところだから。

お水をいっぱい潤沢に与えられるばかりでは、植物の根っこは深く伸びなくても
充分に吸い上げることができるため、根っこ自体の力は伸びてゆきません。
ある意味、環境に、外の助けに依存しているわけです。

難しい時に根っこを必死で延ばさざるを得ない時には、その内側の力で
自分を潤せる方法を模索しながら、大きくなってゆくための段階に入っているのです。

自立して本当の自信を育てる段階

その時に、依存させてもらえる人、環境がないことを嘆かないでください。

あなたのことを全部知っている存在、ハイヤーセルフが、
そのタイミングを、その状況を選んで、あなたが一番伸びる時を
与えてくれているのです。

彼らはその気になれば、あなたへサポート、助けを送って、
困難から救い出すのも簡単ですが、でも、あなた自身の力が伸びなくては、
また同じ状況になった時に、常に他者頼みにとどまらざるを得ません。

「厳しい愛」が必要な時もあることを、聖なる存在は知っています。

自分自身がハイヤーセルフになってゆく

ライタリアンの創始者からも伺ったのですが、彼女たちの本も
スピリチュアルな進化の後半のステージの特徴として、ハイヤーセルフとのつながりが減ってゆき、
つながりにくくなり、推移としては「自分がハイヤーセルフそのものとなる」という
そんなステージについて書いています。

聖なる存在にも、助けてくださる存在にも、いっぱい甘えて、
受け取れる時には感謝して受け取らせていただきながら、

けれど人生の段階、大切な段階においては、距離を持って少し遠くから
見守るのみで、本当の愛として、あえて手を出さないということも起きますので、
自立が促されます。

両方が、表現は違いますが、それぞれのステージに合った愛です。

あなたもいつも完璧なステージと状況で見守られている

あなたがもし、今困難なことに遭遇していたり、迷いが人生で増えて来て、
不確かさで手探りで進む時にいらっしゃったら、どうぞこれを覚えておいてください。

「あなたには十分な力があるから、そこに辿りつきました。
そして、その局面もご自分の力を出し切ることで乗り越えてゆけ、
それを通して、あなたは潜在的にもっていたパワーとギフトを初めてしっかり
この世界へとフルにもって来ることができます。」

ですから、大丈夫なんだということをしっかりお心に入れてくださいね。

また、そうは言っても人間ですから、時にはゆるんだり甘えたりしたくなる。
それも否定しないで、バランス良く見てくださる方を見つけたなら、
いろんな話をしてみてください。

共感したりされたりは、人間として生きる際のオアシスのようなものです。

あるいは本を読んで響くところから、今のあなたに必要なことを
しっかり受け取って行ってください。
その時に必要なものは、必ずいろんなチャネルからもたらされますから。

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