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2020-06-05

人によって人生の目的もそれぞれ

本当の価値観を反映した人生へ

水瓶座の時代、個性化の時代といわれますが、

私たちの人生の目的も、より本当の価値観を反映したものに
なってゆくのかなと思います。

本当の価値観と書いたのは、世間の評価、他者からどう見られるか、
承認欲求を満たすためのものなど、
自分の価値観と思っていた中には、多分に集合意識からの影響に拠るものが
入っていたのだろうと思うからです。

私たちが一般的に求める、お金やキャリアや関係性や成功など、
そこにも雛型的な、「こうあれば幸せだよね」という外からの影響があり、
自分の本当の価値観と混じっていて、
どれが本当のもので、どれが外の影響からなのか、混沌としていると
言えます。

占星術と生命の樹(カバラ)との関連性で見ると

その人その人の人生の流れや目的を、より俯瞰して観ることができます。

そうして思ったことは、
皆が皆、経済的成功を目指しているわけでもなく、
ある人はより関係性での学びという側面が強かったり、
哲学や精神を拡大してくれる学びに、すごく響く方もいれば、
家族周辺がとても大切だったり、
あるいは、自分自身の確立、自立がまずとても大切だったり、
様々なんだなということです。

人の価値観は本当にそれぞれ

人はそれぞれ、自分の価値観の元に「これは良い」「これはダメ」と
選択、選別をしながら、価値観から波及して人生を創ってゆきます。

でもその際に忘れてはいけないのは、自分はたとえば
一つのフォーカスでの人生の目的があり、その価値観からいろんなものを
マインドを通して見ているとして、
他者はまた、別の人生の目的があり、それが違って来ると
何が良いのか、悪いのかも、全然変わって来る可能性があるということです。

たとえば、
仕事やキャリアが人生の目的の人にとっては、仕事をしない人や
遊んでばかりいる人は信じられないということになると思いますが、

同じように、関係性が人生の目的の人にとっては、
キャリアに忙殺される人生は、「なぜ?」と思ってしまうことに
なるのだと思います。

ある意味で、人は人、自分は自分というデタッチメントの視点が
確立されていないと、論点のずれることが続き、
お互いの話も噛み合わずで終わってしまい不毛です。

それぞれの価値観があることを理解できるようになると・・・

人はそれぞれなんだな。。。とハラで理解が落ちると、
それまで許せなかった人も違う角度から観ることができ、許しが生まれます。
そして、自分の個性に寛ぐことができるようになります。

その骨太な理解に至るまでは、いろんな人を見ていろんな風に思い、
心の中でも様々な思いやジャッジメントが駆け巡り、
いつも揺れる中で生きることになります。

揺れるのが悪いわけでは全くないですが、
そもそものスタート地点と向かいたいところが違う他者と比べたり、
同じ考えに違いないと思い込んだりすることは
たくさんの誤解や噛み合わなさを生むのだと思います。

自分のスタート地点と向かいたい先がわかったなら、
人は人という境界線がより強くなることで、外の状況が
たとえ変わっていないとしても、よりどっしり構えていられる、
そんなあり方が培われて来るのかなと思います。

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