内なる女神性(強さと優しさの統合)を開いて生きる
女性の人生がとても大きく変化する今。
従来の型にはまった在り方に飽き足らなかったり、自分らしくないと感じたり。
そんな女性も増えています。
『女性のエンパワメント』
エンパワメントは、自分軸で適切な強さとともに自分の人生を生きる土台です。
そしてその強さは、同時に大切なパートナーとの良い関係性と両立するものである。
これがとても大切なことと思っています。
日本の女性はまだまだ強さの発揮を尊重されているとは言えません。
男性が上で力があるという文化の元、私たちは成長し育ってきたからです。
私が今暮らすドイツではどうなの?
現在私はドイツに暮らし、滞在が20年ほどになりました。
日本で生まれ、日本の古い価値観の元で育ち、そこで個性を育んだ
私という存在に映る、当地ドイツの現代女性の生活。
現代の価値観の大きな転換期にある私達。
さまざまな不要な固定観念がほぐれ始めていますが、
女性が女性として自分軸で立てて、そこから周囲へと本来の優しさを放ってゆける、
その模索期にある今、ドイツ女性の生き方をレポートさせていただきたいと思います。
私自身が身をもって通ってきた道
女性のエンパワメントということでは、私自身が女性にとってはチャレンジングな
環境で育ってきました。
男尊女卑の中、女性であるギフトを尊重されなかったこと、ありのままの自然な強さも
尊重されなかったこと。
そしてその痛みとともに、女性と社会の win win のあり方を知らず求め、
私自身もオリジナルな歩みを通して、試行錯誤してきました。
従来の社会から押し付けられたステレオタイプの女性観に縛られるのではなく、
また同時に、女性本来の美しさや優しさという尊いギフトを捨て去るのでもない
私達女性自身が幸せを感じられる『真ん中の在り方』
中庸のあり方、私自身もそれをいつも求めてきました。
離婚を経てその後再婚し、現在のドイツでの暮らしがスタートし、
アッという間に20年が経過しました。
ドイツでの暮らしは言葉一つとっても難しく、いろいろ学ぶことも多く、
チャレンジングな要素もありましたが、
一つのギフトは、
自分で居ても良いのだということが、身を置く社会でそこに生きる人を
実際見ながら、吸収することができた点です。
ドイツはある意味、トータルな女性性発揮の先進国とも言える国です。
そしてパートナーシップということでも、柔軟性があり、実質的で
フラットに個人としてお互いを尊重するというところが大切にされています。
女性性、男性性をバランスよく開いた生き方
それを反映させたパートナーシップ。
今、それをじっくり実践的に育てて行くときだと思います。
女性が幸せなとき、パートナー、関わるすべての人も幸せなのです。
しなやかに、関係性、家のこと、子育てのこと、仕事のことを
実際的にバランスさせている女性の姿のレポート記事から、
なにか必要なことをヒントとして、受け取っていただけるかもしれません。
どちらの文化が、より良いとかはありません。
どちらにもプラス、マイナス面は見えてくるでしょう。
けれど、異文化の風に触れることにより、従来のしきたり、社会の制限や枠で
縮こまっていたり、固まっていた思考や心に、本来のより自由なスペースが戻ります。
自分らしさへの許可が生まれる
自分を責めることより、自分を尊べるようになる。
その『真ん中』の、より楽な生き方ができるようになる。
それが同時に、正直でオーセンティックな関係性をつくる土台にもなります。
それをお伝えしたくて記事にしてみました。
そして、等身大の彼女たちは決してスーパーウーマンではありません。
また、その人生の軌跡も順風満帆だけではありません。
私達同様に、人生や関係性に幸せも、また同時にチャレンジも、
個人としての悲しさや苦しさや涙も葛藤もあります。
また、長い人生を通してのリズム、アップ&ダウンもありながら、
それでもそのなかで、個性を発揮して幸せな人生、関係性を
創り続けようと、せいいっぱい生きている現代の女性、女神たちです。
その彼女たちの姿も通し、より全体的な視点で眺めることで、
あなたの女神人生、関係性に勇気、しなやかさ、自由さが
さらに満ちてゆきますように♡
ドイツ女性の生き方