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2020-08-07

ハートブレイクを乗り越えるために

エネルギーが高まり、次元の違う扉も開くという
ライオンズゲート
ちょうど太陽が獅子座にある時期だからの呼び方のようです。

昨今はインテンシブなエネルギーだらけで、
そうでない時を探す方が難しい、そんな状況ですね。
ですので、インテンシブなエネルギーが降り注ぐといっても、
どこか「また?」のように感じたりしませんか?^^

ライオンズゲートのエネルギー

私もこのライオンズゲートって特に意識していなかったのですが、
本日、7日に瞑想部屋で横になってヘミシンクの音楽を聴いていたら、
過去のハートブレイクに関することが浮かび上がって、
自然にそれを深いレベルで let go する機会をいただいたようです。

愛犬の移行の悲しみを昇華

その時に浮かんだのは、もう4年前に移行した愛犬の花のことです。
二代目ワンコ、エンジェルも現在いるため、
そうそういつも思い出しているわけでもなく、ある程度
時間薬で癒されたと思っていました。

が、やはりまだ心にいっぱい悲しみがあったんだなと思いました。

「どうして逝っちゃったの?」
「ずっと一緒に居たかったのに!」という声が心から溢れます。

わかっているし、生命ということも理解している。
でも素直な声はまだそんな風に心にとどまって、
悲しみをコントロールしている奥にあったんです。

すごく苦しんだわけでも、病院でもなく、私の膝の上で送ってあげて、
その前もドクターのところで3時間以上も、アシスタントの人も交え、
夫、私、アシスタントさんと、呼吸が弱くなっていた花に
酸素吸入をしていて、手厚い処置も十分出来て、
何より、苦しんだわけでもなかったのがありがたかった。

そんな祈りの中で自然移行の花の死でした。

ですので、悲しんじゃいけないというような、自分への枠を決めていたのかな、
そんな風にも思いました。

タロットでいうなら、エンペラーですね。
認めたくない感情をコントロールしようとしている。

確かに感情の海に飲み込まれてしまったら、通常の生活も立ち行かないほど
落ち込んでしまうかもしれない、そんな風にも思っていました。
コントロールしなくてはいけないという奥には、恐れがあるんですよね。
扱い切れないのではないかという。

 

 

小さな相棒、花

花は私にとってワンコというより、相棒でした。
ドイツへ来て父の死を経験し、それからすぐに「犬がどうしても欲しい!」と思い、
その当時は反対だった夫の意見も聞かずに、ちっちゃなベイビーだった花を見つけ、
そして一目で恋に落ちました。

それから夫も同じように恋に落ちてしまい、
「ワンコ、花を飼ったのは人生で一番良い決断だった」なんてちゃっかりと
言う程に180度変化して、花をそれはそれは愛していました。

旅行もいつも一緒。
離れたのは、母の移行後日本へ夫と葬儀のため帰った一回だけです。
フランスを車でたくさん回って、花もヘトヘトになりながら、
たくましくて元気だった花は、ちゃんと一人前に付いて来てくれました。

ドイツ生活も花がいつもお供で、緑の公園も、カフェも、
時にはデパートへも一緒に行きました。

そんな相棒ともこどもとも思う花への思いがあふれて、
けれどただあふれるだけではなく、しっかり浄化され昇華されて、
これからの未来のための場所明けをして、さらに光へと溶けて行きました。

悲しみはほどけて愛に変わる

悲しみって感じるのが怖いですが、
ちゃんと感じたら、流れる涙で溶けて行き、純粋な愛へと変わってゆくものも
たくさんあります。
それを実感できた機会でした。

今年というインテンシブな年、このライオンゲートの機会に
ハートの奥にあった痛み、悲しみを手放すことが出来て、
ありがたいシンクロだったなと思っています。

シンクロというのか、
花の棺に一緒にたくさん入れた石楠花の花は、私がくつろぐ庭に咲いていて、
あの時だけ、どうしてあんなに咲いていたんだろうと思うほどの花のつきでした。
花という名前のmyベイビーへの贈り物だったのだなとも思います。

そして葬儀を終えて、その帰り道、この世とも思えぬ神秘の空の表情に
花の思いを受け取りました。

そんな、シンクロに感謝しすべては良しという気持ちの中でも潜んでいた、
花と別れたことへの悲しみ。

けれどこれはもう・・・これから持ち続ける必要がなくなって、
天へと還ってゆきました。
ありがたさを感じました。

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