個人天体にトランジットで遅い天体の影響がある時
今日は占星術話題です。(ちょっと専門用語が出てきます。)
山羊座内での天体の逆行
最近山羊座内での遅い天体の逆行が続いていますよね。
現在の逆行天体、具体的には地球から一番遠い天体の冥王星、
そして土星、木星などです。
これらはゆっくり動く天体なので、影響が及ぶ時期が長くなります。
(今回の山羊座内での逆行はそれぞれ9月、10月頃まで)
逆行で行きつ戻りつすると、さらに影響の期間も長くなり、
行ったり来たりしながら、何度かインテンシブな影響を与えると言えます。
実は私の社会天体と言われる天体が山羊座のある度数にあるのですが、
ということは、上の遅い天体たちの影響を受けている時と言えます。
(*社会天体:木星、土星)
確かにちょっと落ち着かない気分もあったりで、
それはコロナなど含め世間的にもいろいろあるためかなと思いますが、
それでも私の一部分では、かなり影響を受けていると言えます。
トランジットで個人天体にインテンシブな影響を与える時
実際の人間側面からの影響の「感覚」から言いますと、
社会天体より、個人天体と言われる、より速く動く天体に、
上の遅い天体がトランジットなどで関わる時の方がきつく感じます。
(*個人天体:太陽、月、水星、金星、火星)
プラス、軸と言われるアセンダント、DC、MC、ICなどに触れる時も同様。
あるいは人間関係なども現れるポイントの、太陽と月のミッドポイントなどに
遅い天体がトランジットで関わる時も、影響としては大きいです。
これら、実は私の実体験での感覚から書いています。
振り返り、実体験としてどうだったか?
・土星がMCを通過したあたりでは、母が移行しました。
・個人天体の金星にトランジットの冥王星が90度、スクエアになった時、
先代犬の花が移行しました。
・あるいは、同じく金星にトランジット土星がスクエアの時も、
かなり緊張があり神経が張り詰めることが続きました。
・また、ライツと言われる太陽と月のミッドポイントに、トランジットで
冥王星や土星がスクエアでかかわった時、
人間関係でのチャレンジがありました。
個人の感覚を司る天体にインテンシブな星の影響が
空模様、天体の運行によって生じる時、
より「自分ごと」として影響を身近に感じるということです。
特に自分の感覚にとても近い天体がそういう影響を受けると、
日常レベルで感じるということが多いと思います。
たとえば金星なども、感性や喜びの源泉としてつながっていますので、
そこが抑圧されたり、新旧の交代でひっくり返されたりします。
(*注!でも上のような形で誰もが体験するわけではありません。
どんな風に現れるかは人それぞれです。)
事後検証をしてまとめておくと、役に立ち洞察の元になる
時々、こういう振り返りをして、どんなことがあったかを書いておくと、
後に同じようなことがありそうだなという時に、参考にできます。
検証って大切です。
そしてできればそれをまとめておくこと。
それにより、自分人生の脚本を書くのもより上手になります。
たとえば、直感なども、それを受け取ってどう感じてどう行動したか、
その結果など一連を書いておくと、同様に後で感覚として
肌で感じられるので洞察が深まります。
また、タロットなども引いてみて、行動、そして結果どう変わったかなどを
まとめておくと、同じように事象と自分の感覚に橋がかかり、
洞察となるのを助けてくれます。
人生でのチャレンジがあるとしたら、そういう振り返りと検証により、
役に立ててこそ、生きて来るわけですから、
「どうだったか」まで押さえてまとめておくと良いですよね。
振り返りで整理すると、心のスペース内のエネルギーが軽やかに
そして振り返りをすると良いのは、意識にその時に感じた感情と一緒に
その記憶が入っているとして、
現在の目ではより広く見通せるようになっているので、
自分のかけた眼鏡を通して見るところから少し離れて、ニュートラルに
見られるようになっているおかげで、
情報も感情も整理されて行くことです。
昔の人はチャレンジングだったことも「時間薬」として、
自然に時間が経つことで、癒されたりほぐれたりすることがあることを
伝えていました。
確かに、人にとって少し時間を経て、その時の感情や状況から離れて
俯瞰できるようになることがイコール、癒しでもあり、
余計な感情が抜けて行くと、心のスペースも整理され軽やかになります。